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世界遺産を描く旅 | ラホール城とシャーラマール庭園(パキスタン・イスラム共和国)| 旅の記憶のまとめより


Art #0413-1 Fort and Shalamar Gardens in Lahore ラホール城とシャーラマール庭園 ○特徴:アクバル帝が着手しジャハーンギール帝が完成させた城 ○地域:West, South Asia 西・南アジア ○国:Pakistan パキスタン・イスラム共和国 ○登録基準:(i)(ii)(iii) ○登録年:1981 ○遺産分類:Cultural 文化遺産 ○座標:N31 35 25 E74 18 35 ○概要:シャーラーマール庭園は、長方形の形をしており、高い煉瓦の壁に囲まれている。その煉瓦は複雑な透かし彫り彫刻が施してあることで有名である。南北658m、東西258mの広さを持つ。シャーラーマール庭園は、南から北に行くにつれて、4ないし5m低くなっていく段式のテラスによって、形成される。最も高いテラスは、喜びを与える者を意味する「ファラー・バクシュ」、2段目のテラスは、美徳を与える者を意味する「ファイズ・バクシュ」、最下段のテラスは、命を与える者を意味する「ハヤート・バクシュ」という名前がついている。庭園内には水を供給するための、「シャー・ネヘル」(「王の運河」の意)という名前の運河があり、かつてはラホールから161km以上離れたインドのマドプルから水が引き込まれていた。この運河は庭園を横断し、中段のテラスにある大理石の池に注ぎ込む。池と運河から410の噴水が、プールへ水を運び出す。噴水に囲まれた一帯は、噴水によってもたらされる水によって涼しく、時折華氏120度にも達する酷暑のラホールの夏の間、訪れるものに安らぎを与えてくれる。このシャーラーマール庭園を造営したムガル帝国の技術力は賞賛に値するものである。というのも、今日の科学者でさえも、どのようにしてシャーラーマール庭園の噴水が独自に機能しているかを推測することは不可能だからである。噴水の数は、上、中、下段にそれぞれ、105、152、153基あり、あわせて410となる。

こんばんは!松田光一です。2012年の夏、ラマダンの時期にパキスタンに行った時の写真をまとめています。最も文化の違いを感じた国のひとつです。猛烈に暑い中、信仰熱心な人々がたくさんいる場所でした。

Fort and Shalamar Gardens in Lahore (Pakistan) ラホール城とシャーラマール庭園(パキスタン・イスラム共和国) ○地域:West, South Asia 西・南アジア ○国:Pakistan パキスタン・イスラム共和国 ○登録基準:(i)(ii)(iii) ○登録年:1981 ○遺産分類:Cultural 文化遺産 ○座標:N31 35 25 E74 18 35 シャーラーマール庭園は、長方形の形をしており、高い煉瓦の壁に囲まれている。その煉瓦は複雑な透かし彫り彫刻が施してあることで有名である。南北658m、東西258mの広さを持つ。シャーラーマール庭園は、南から北に行くにつれて、4ないし5m低くなっていく段式のテラスによって、形成される。最も高いテラスは、喜びを与える者を意味する「ファラー・バクシュ」、2段目のテラスは、美徳を与える者を意味する「ファイズ・バクシュ」、最下段のテラスは、命を与える者を意味する「ハヤート・バクシュ」という名前がついている。庭園内には水を供給するための、「シャー・ネヘル」(「王の運河」の意)という名前の運河があり、かつてはラホールから161km以上離れたインドのマドプルから水が引き込まれていた。この運河は庭園を横断し、中段のテラスにある大理石の池に注ぎ込む。池と運河から410の噴水が、プールへ水を運び出す。噴水に囲まれた一帯は、噴水によってもたらされる水によって涼しく、時折華氏120度にも達する酷暑のラホールの夏の間、訪れるものに安らぎを与えてくれる。このシャーラーマール庭園を造営したムガル帝国の技術力は賞賛に値するものである。というのも、今日の科学者でさえも、どのようにしてシャーラーマール庭園の噴水が独自に機能しているかを推測することは不可能だからである。噴水の数は、上、中、下段にそれぞれ、105、152、153基あり、あわせて410となる。

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