top of page

地球の絵 2017と過去の地球の絵について

こんにちは松田光一です。私は世界遺産や地球の感動をモチーフにアート作品を創っています。この文章は作家の随筆です。

●この文章の主な内容(骨子)

「私は地球を愛していて、その想いを忘れないようにアート作品に表現しているということ」

●地球の絵 2017

地球の絵 2017 | 松田光一の世界遺産アート

最近まで無意識だったのですが、私は世界遺産を描く活動を何年かやってきて、「地球」が大好きなんだなということに改めて気づいてきました。毎年ひとつ地球の絵を描いてきたことに気がつきました。2017年もひとつの地球の絵を創りたくなりました。

●地球の絵 2016

地球の絵 2016 | 松田光一の世界遺産アート

地球の絵を振り返って並べてみると、いかにも滑稽な作品もあれば、我ながらなかなかいいなと感じる作品もあります。そのどれもがもちろん自分が描いた作品であるにも関わらず、「よく描いたものだ」と他人が作ったかのような感想を持つことが多いです。

●地球の絵 2015

地球の絵 2015 | 松田光一の世界遺産アート

私にとって過去の作品は、過去の自分が作ったものであるので、他人の作品のように見えます。だから昔の作品を眺めていると、また全く新しい気持ちになることができるのでとても面白い経験になります。​アーティストは新しいモノを創り続ける人なので、未来思考の人が多いでしょう。私はまさにそんな感じで、過去のことはすぐに忘れてしまうし、新しい作品を創っていくこと以外にあまり関心がありません。このように文章を書いているのは、未来の自分のために昔感じていたことをあとで振り返りやすくすることが目的なのでしょう。そうしないと、どんどん過去のことを忘れていってしまいます。旅の感動や世界のどこかでみた太陽の色、地球に対する思いや、作品を創るにあたっての姿勢など、そういう感情を思い出せるようにしています。

●地球の絵 2014

地球の絵 2014 | 松田光一の世界遺産アート

私が世界遺産を描くのは、この世界が作り出す風景に感動させられたからです。世界遺産には地球や人類の歴史の全てが詰まっているように思えます。それを観て、感じて絵にしていくことで地球の中で生きているという実感を持つことができます。そして、この時代、この場所、この景観の中に自分が退けこんで、色鮮やかで、本当に楽しいという感覚になることができます。

●地球の絵 2013

地球の絵 2013 | 松田光一の世界遺産アート

私は毎年のように地球を絵にすることで、自分と地球の中に存在している「楽しい」であるとか、「感動」や「感謝」はたまた「愛情」であるような部分の感覚をチューニングしているのだと思います。

●地球の絵 2012

自分が生きている間に地球以外の星に行くことができるかというと難しいかもしれません。であれば、この星の中やこの星の中で手に入れることのできる感動する現象や出来事をモチーフにして面白い作品を創っていけたら最高だなと今は思っています。

●地球の絵 2011

地球の絵 2011 | 松田光一の世界遺産アート

「この時代、この地球に生まれて、最高だ」

地球の絵を描いていると、そんな気持ちになってきます。いつも地球を愛する気持ちで生きていけたら幸せだなと思います。

記初:2017年7月22日 早朝 自宅

このブログの読者になる
おすすめのサービス(広告)
特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
​この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます
松田 光一の世界遺産アート | WORLD HERITAGE ART
bottom of page