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尊敬する川俣正先生にお逢いして

川俣正さんの大安寺の塔 スケッチ | 松田光一の世界遺産アート

●大安寺の塔 スケッチ

川俣正さんの汐入タワー スケッチ | 松田光一の世界遺産アート

●汐入タワー スケッチ

先日東京の汐入タワーという、川俣正先生の作品の解体式に参加させてもらいました。残念ながら雨だったので、屋外でのイベントは中止となり、音楽を使った式典は近くの体育館で行われました。子供たちや無邪気な大人が楽しそうにアートな空間と戯れていました。

その日初めて川俣正さんご本人にもお逢いすることがその素晴らしい人柄のよさにとても感激しました。とっても素敵でダンディな方でした。

初めて川俣先生の大型作品に出逢ったのは、昨年奈良に作画取材に行った時に、川俣正先生の大きな塔を初めて目の当たりにして、圧倒的な何か、心が熱くなる感覚を覚えました。

数年前、世界遺産を絵にし始めてからすぐに、「生きている間に世界遺産になるような建築物を建てたい」と思うようになりました。

川俣さんの作品は、そんな感覚を具現化しているように私には思えたのです。

川俣正さんと|松田光一

もちろん川俣さん自身は世界遺産を作ろうとは考えていないだろうし、そんなミーハーなところは目指していないでしょう。

完成形よりも「ワークインプログレス」という新しい美術の思想で、形成されていく過程に価値を見出して、モノづくりをしている川俣さんにとって、その創造物の完成形がどう評価されるとかは興味がないのかもしれません。

ただ私の目には彼の作る塔がとても心を震わせてくれるのです。まるで世界遺産の建造物のような光を感じさせてくれるものだったことを覚えています。

あんな風に人を感動させる作品が作れるようにわたしは私らしく、これからももっと、大好きな景観を自由に楽しく描く創作活動の旅を続けていこうと思ったのでした。


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